2024-03-28T20:32:44Z
https://teapot.lib.ocha.ac.jp/oai
oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:02000023
2022-12-12T06:13:05Z
347:355:1617515963146
Emotion Focused-Therapy のうつ病に対する効果研究の動向
Outcome Studies on Emotion Focused-Therapy for Depression: A Brief Review
野田, 亜由美
NODA, Ayumi
岩壁, 茂
IWAKABE, Shigeru
open access
Emotion Focused-Therapy
効果研究
ランダム化比較試験
心理療法統合
エモーション・フォーカスト・セラピー(以下,EFT と略記)は,心理療法における感情の変容促進的な役割に注目した統合的アプローチであり,近年,世界的広がりを見せている。その理由の1 つに,EFT には,厳密な効果研究のエビデンスが,うつ病,複雑性トラウマ,全般性不安障害,などを対象として蓄積されてきたことがある。これらの研究には,クライエント中心療法や認知行動療法との比較も含まれており,EFTの治療効果の特徴について理解することが可能となる。また,それらの研究の手順や成果について細かに検討することで,今後日本におけるEFT の効果研究の実施のための示唆を得ることが期待できる。そこで,本稿ではEFT の領域でこれまでに最もエビデンスの多い,うつ病に対するランダム化比較試験を用いた代表的な3 つの効果研究に焦点をあて,レビューを行った。
お茶の水女子大学心理臨床相談センター
2021-03-01
jpn
departmental bulletin paper
VoR
http://hdl.handle.net/10083/0002000023
https://teapot.lib.ocha.ac.jp/records/2000023
お茶の水女子大学心理臨床相談センター紀要
22
75
85
https://teapot.lib.ocha.ac.jp/record/2000023/files/07_p75-85.pdf
application/pdf
418 KB
2021-06-16