@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:02000017, author = {佐藤, 直子 and SATOU, Naoko}, journal = {お茶の水女子大学心理臨床相談センター紀要}, month = {Mar}, note = {本研究は, 発達障害のある子どもの母親が, 子どもを養育する中で, どのような感情を体験しているのか,さらに, 自己の感情をどのようにコントロールしているのかを明らかにし,「感情労働」の視点から考察する事を目的とした。発達障害のある子どもを育てる母親15 名を対象に半構造化面接を行い, 修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチに基づく質的分析を行った結果, 自身の感情をコントロールしながら子どもに関わる母親の感情体験プロセスが示された。子どものやる気を引き出すため, 子どもの安定を促すためにと, 母親は, 自分の感情を抑えて, 子どもにとって望ましい感情を表出するよう努力している。また, 子育てに, 自分にとってどんな意味があるのか, と意味づけをすることで, 自分の気持ちを奮い立たせて子育てに向き合っている様子が見られた。これらのプロセスから, 発達障害のある子どもを育てる母親の感情労働の様相が示された。}, pages = {25--37}, title = {発達障害のある子どもを育てる母親の感情体験とその語り : 感情労働の視点からの臨床心理学的考察}, volume = {22}, year = {2021} }