@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:02000413, author = {森, 裕子 and MORI, Yuko and 石丸, 径一郎 and ISHIMARU, Keiichiro}, journal = {お茶の水女子大学心理臨床相談センター紀要}, month = {Mar}, note = {マウンティングとは,女性同士の関係性の中で「自分の方が立場が上」であると思いたいために,言葉や態度で自分の優位性を誇示してしまう現象(瀧波・犬山,2014)を指し,近年注目されている現象である。本研究では,書籍やテレビドラマからマウンティングに該当するエピソードを収集し,修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを援用して分類を行った。その結果,20 の概念が生成され,<伝統的な女性としての地位・能力を誇示する><人間としての地位・能力を誇示する><女性としての性的魅力を誇示する>の3 つの上位カテゴリーにまとめられた。これら3 つのカテゴリーは,ある部分では一方に勝てるが,ある部分では負けるという,膠着した三すくみの状態にあると考えられ,女性のあいだでみられるマウンティングは,優劣を決定することができず,繰り返されてしまうといえる。今後は,因子分析など量的方法を用いて分類の妥当性を確認する,マウンティングの強さを測る尺度を作成することなどが期待される。, 本誌発表の事例については、クライエントの秘密と匿名性には最大限の注意を払っておりますが、読者におかれましても秘密の保持については十分な配慮をお願いいたします。}, pages = {23--36}, title = {マウンティングエピソードの収集とその分類:隠蔽された格付け争いと女性の傷つき}, volume = {23}, year = {2022} }