@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:02000414, author = {出水, 友理亜 and DEMIZU, Yuria and 石丸, 径一郎 and ISHIMARU, Keiichiro}, journal = {お茶の水女子大学心理臨床相談センター紀要}, month = {Mar}, note = {ASD をもつ女性が行うとされる行動の1 つにカモフラージュがある。このカモフラージュについて対象の人や状況,カモフラージュを行う動機,カモフラージュによって起こる精神的負担について24 本の論文から研究の動向を調査した。その結果,カモフラージュは女性のほうが多く行い,親しい人と関わる場合はより起こりにくく,オンラインよりもオフラインでカモフラージュ行動が行われやすいことが明らかになった。また,集団から浮きたくないといった同調意識や,周囲からの圧力や性役割期待等ネガティブな動機から行われることが多い一方,友達を作りたいというポジティブな動機もみられた。更に,カモフラージュを成功させるためにプレッシャーを自分自身にかけたり,カモフラージュをすることで孤立感が高まるといった精神的負担も見られた。これらを踏まえて,カモフラージュを行うASD の女性に対しては本当の自分が出せるような場や関係を提供する必要があることが示唆された。, 本誌発表の事例については、クライエントの秘密と匿名性には最大限の注意を払っておりますが、読者におかれましても秘密の保持については十分な配慮をお願いいたします。}, pages = {37--44}, title = {自閉スペクトラム症の女性が行うカモフラージュ行動の傾向と動機に関する研究の現状と課題}, volume = {23}, year = {2022} }