@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:02000548, author = {香川, 檀 and KAGAWA, Mayumi}, issue = {25}, journal = {ジェンダー研究 : お茶の水女子大学ジェンダー研究所年報}, month = {Jul}, note = {美術やひろく視覚文化におけるイメージ表象を対象に、図像(つまりイメージ)をどう読むかは、ジェンダー研究にとって重要な課題である。一見、私たちの生活に直接あまり関係がないかに見えるイメージが、じつは文化のなかで象徴的意味をもって性的差異を強力に構造化しているからだ。本シンポジウムの四つの報告は、「海女の表象」「前衛芸術の性表現」「戦間期ヨーロッパのレズビアニズム表象」「戦争と女性画家」というトピックを扱うことで、美術史研究の領域において社会的・歴史的背景に切り込みつつイメージを分析し、既存の美術史学のナラティヴを覆す問題提起を行なっている。 本稿では、各報告についてコメントや補足を行いながら、美術や視覚表象の研究にどのような地平が拓かれるかという展望につなげて論じていく。, ※図1-4(p.91-92)は非公開}, pages = {85--96}, title = {ジェンダー視点が拓く美術史・イメージ研究の地平――4報告への応答}, year = {2022} }