@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:02002592, author = {廣田, 愛海 and HIROTA, Ami and 平野, 真理 and HIRANO, Mari}, journal = {お茶の水女子大学心理臨床相談センター紀要}, month = {Mar}, note = {雨中人物画は,個人のストレス状況下における防衛能力や自己イメージを測定する投影描画テストである(Hammer,1958)。雨中人物画においてストレスの象徴とされる「雨」は,地域によってイメージが異なる雨中人物画の「雨」描画の理解を目指し,日本の11 地域,性別,精神的健康度において「雨」をどのように捉えているのかを調査した。その結果,雨のイメージは[ネガティブイメージ][ポジティブイメージ][ニュートラルイメージ][両価的イメージ][環境イメージ]に分けられ,地域・性別・精神的健康において,ほとんどが雨に対してネガティブなイメージを抱いていることが示された。そのため,日本における雨中人物画の施行では,雨は概ねネガティブなもの(ストレス)として捉えることができると考えられた。ただし,一定数,雨に対してポジティブなイメージや親和性を感じる者もいることから,実際に雨中人物画を施行した後は,描画について丁寧なヒアリングを行うことが重要であると考えられる。, 本誌発表の事例については、クライエントの秘密と匿名性には最大限の注意を払っておりますが、読者におかれましても秘密の保持については十分な配慮をお願いいたします。}, pages = {107--118}, title = {日本における「雨」イメージの検討:雨中人物画の解釈にむけた地域差・性差・精神的健康による比較}, volume = {24}, year = {2023} }