@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:02004069, author = {最首, 優希 and SAISHU, Yuuki and 山田, 美穂 and YAMADA, Miho}, journal = {お茶の水女子大学心理臨床相談センター紀要}, month = {Mar}, note = {月経随伴症状である月経困難症や月経前症候群による仕事への影響に悩んでいる女性は多いにもかかわらず,月経随伴症状の身体症状・精神症状が就労にもたらす心理社会的困難はあまり明らかにされていない。そこで,本レビューでは,月経随伴症状が女性労働者にもたらす心理社会的困難を検討するために,月経随伴症状によって生じる「身体」「心」への影響と「職場」における課題を整理した。その結果,月経随伴症状による「身体」や「心」の変化が,生産性や職場QOL の低下,インシデントの増加,女性のキャリア選択などに影響を与え,「職場」には生理休暇の取りにくさや月経のコミュニケーションの難しさ,社会的規範などが存在することが確認された。考察では,職場における月経が重い女性の心理社会的困難の諸側面を検討した結果,月経随伴症状によって生じる心理的葛藤に対し,「身体」「心」「職場」の3 つの視点からの支援が必要であることが示唆された。, 本誌発表の事例については、クライエントの秘密と匿名性には最大限の注意を払っておりますが、読者におかれましても秘密の保持については十分な配慮をお願いいたします。}, pages = {47--58}, title = {月経随伴症状が女性労働者にもたらす心理社会的困難に関する研究の現状と課題―「身体」「心」「職場」への影響と生理休暇制度に着目して ―}, volume = {25}, year = {2024} }