@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00034058, author = {高濱, 裕子 and 渡辺, 利子 and TAKAHAMA, Yuko and WATANABE, Toshiko}, journal = {お茶の水女子大学子ども発達教育研究センター紀要}, month = {}, note = {application/pdf, 紀要論文, 本論の目的は、子どもの反抗・自己主張の状況を2歳と3歳とで比較し、子どもの発達的変化に対する母親の感情と対処の構造とを明らかにすることであった。対象は、子どもの反抗期に関するプロジェクト研究に1歳時点で登録した母親のうち、2歳時点の調査に応じた117名とさらに3歳まで応じた97名であった。子どもは全て核家族の第一子であった。5つの課題を検討した結果、3歳点で反抗は5割が、自己主張は7割が強まったと認知されていた;反抗的になる場面は特定の場面からより多様な場面へと変化した;3歳の自己主張には質的な変化が生じていた;3歳の母親は、2歳の母親よりも否定的感情をより強く感じていた;子どもの反抗・自己主張の変化は母親の対処に影響を与えており、3歳の母親の対処はより明確な構造をもっていた;3歳の洗練されない自己主張が力による統制やいいなりといった母親の対処へ影響し、さらに母親の否定的感情を通して権威的対処へ影響を及ぼしていた。縦断データの特徴を活かした、さらなる分析の必要性が議論された。}, pages = {15--25}, title = {子どもの反抗・自己主張とそれに対する母親の感情および対処 : 2歳と3歳との比較}, volume = {4}, year = {2007} }