@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00034095, author = {小泉, 智恵 and 中山, 美由紀 and 福丸, 由佳 and 無藤, 隆 and KOIZUMI, chie and NAKAYAMA, miyuki and FUKUMARU, yuka and MUTO, takashi}, journal = {お茶の水女子大学子ども発達教育研究センター紀要}, month = {}, note = {application/pdf, 紀要論文, 本研究は親となる意識についてプロスペクティブに調査し、その形成について明らかにしていくことを目的とする。その第1段階として、妊娠期にある初産婦とその夫を対象に親となる意識の男女比較をおこなう。方法は、平成14、15年度出産予定で首都圏保健センター、病院の主催する母親学級、両親学級参加している夫婦2442組を対象に妊娠中に質問紙調査を実施した。そのうち、調査協力への同意と回答が得られた初産婦856人とその夫695人を分析対象とした。測度は親意識、理想の親像、理想の親子関係であった。その結果、親意識では、男性は親となることの肯定面のみを意識し、女性は親となることの肯定的側面と否定的側面の両面を意識していた。こうした意識は理想の親像、理想の親子関係にも表れており、男性は伝統的な父親イメージを持ち、女性は母親として子どもを温かく見守るようなイメージを持ち、情緒的つながりと親密なコミュニケーションを望む一方で、子育ての実質的な負担を懸念し、むしろ自分自身を大切にしたいと考えていた。考察では、親としての発達プロセスの中での位置づけという視点から、妊娠期の親となる意識が出産後の親役割の従事を通して親となる意識がどのように形成されるかについて議論された。}, pages = {13--18}, title = {妊娠期における夫婦の状況 : 親となる意識の男女比較}, volume = {1}, year = {2004} }