@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00034105, author = {太田, 祐貴子 and OTA, Yukiko}, journal = {お茶の水女子大学心理臨床相談センター紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 紀要論文, 子育て支援の展開に伴い,保育士が長く健康に働き続けるための策が求められている。保育士が専門性を求められる場面は多岐に渡るが,中でも保護者対応の難しさが言われている。本研究では,保護者対応の現状を踏まえ,保育士のリスク要因を明らかにし,バーンアウトの予防と軽減について示唆を得ることを目的とした。CiNii を用いて看護師と保育士のバーンアウトに関する論文を検索し,それぞれの論文で扱われたリスク要因についてまとめ,比較検討を行った。看護師はレビュー論文を含む5 本,保育士は要因に触れているものに絞り,14 本を概観した。その結果,保育士のリスク要因は,看護師のみの「患者の死の体験」以外の,「物理的な負担」,「情緒的な負担」,「保育(ケア)における不全感」,「人間関係の問題(コミュニケーションの問題を含む)」,「保育(看護)の専門性の尊重・自主性の剥奪」,「専門的知識や技術・経験のなさ」が抽出された。その内訳から,保護者対応においては特に「保育における不全感」に含まれる仕事内容の曖昧さが保育士のバーンアウトのリスク要因の特徴であると捉えられた。バーンアウト予防,軽減のための策について,主に“detached concern”(Pines & Maslach, 1978)という概念を用いて考察した。}, pages = {1--11}, title = {保護者対応と保育士のバーンアウト:看護師との比較から}, volume = {18}, year = {2017} }