@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00034205, author = {安藤, 壽子 and ANDO, Hisako}, journal = {お茶の水女子大学人文科学研究}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 紀要論文, ディスレクシアは,脳機能障害を基盤とする言語及び認知の障害で,音読速度の遅れと不正確さ,単語音読における逐字読み,文字や単語の置換・省略・保続,文の読み飛ばしによって特徴づけられる。ディスレクシアには認知的背景によるいくつかのサブタイプがあると考えられ,タイプによる単語音読過程の違いを説明する認知モデルの開発が,効果的な指導プログラム作成の鍵となる。本研究は,小学校3年生から6年生を対象とする単語音読検査の結果について,一貫性,頻度値,心像性,語彙性を指標として分析し,仮説音読モデル(子ども版トライアングル・モデル)を用いて検討した。その結果,漢字語音読における一貫性効果,仮名語音読における語彙性効果が認められ,健常児の単語音読過程を子ども版トライアングル・モデルで説明できることが示された。さらに,単語音読の速度と正確さに関して3年生と4年生間に転換点が見出され,3年生ではディスレクシアの臨床的症状と類似する特徴が見出された。これらの結果から,ディスレクシアの単語音読過程への本モデルの適用について考察した。}, pages = {25--36}, title = {健常児におけるトライアングル・モデルの検討 : ディスレクシアへの適用可能性についての考察}, volume = {9}, year = {2013} }