@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00037769, author = {竹信, 三恵子}, journal = {ジェンダー研究 : お茶の水女子大学ジェンダー研究センター年報}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 紀要論文, 東日本大震災では、女性被災者に対する支援が課題として浮上した。国際的な災害救援の場では当然の措置のひとつとされる女性支援が、日本社会ではほとんど顧みられることがなく、ノウハウもほとんどない状態である。高齢者や障害者、外国人、子どもなど他の「社会的弱者」「社会的少数派」とされる層への支援については、仕組みは整っていないものの、必要性についてはうなずく人が少なくない。にもかかわらず、なぜ女性支援は理解されにくいのか。そもそも、なぜ女性支援は必要なのか。本稿では、ジャーナリストとして被災現場に入り、取材・調査をする中で見えてきた被災女性の実態を明らかにする。とりわけ、被災した女性が無償ケア労働者として搾取されている問題を提起したい。女性を必要なケアを受ける権利者と認識することが、復興後の社会再建のために必要と考える。}, pages = {87--98}, title = {震災とジェンダー : 「女性支援」という概念不在の日本社会とそれがもたらすもの}, volume = {15}, year = {2012} }