@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00038801, author = {スィリポーン, イャムポンサーイ}, journal = {言語文化と日本語教育}, month = {Nov}, note = {application/pdf, 紀要論文, 現在,日本は多言語多文化社会になりつつあり,日本語学習者をはじめ,日本に滞在している外国人の数が,年々増加している。日本語や母語と接触しながら,二言語環境下に生活している彼らの言語運用を観察すると,周りの人とコミュニケーションを図る際,発話相手や場面などによって母語と日本語を巧みに切り替え,コード・スイッチング(以下,CS)を行っていることに気づく。そこで,本研究は彼らのこのような言語行動をより理解するために,タイ人留学生同士の電話会話を資料とし,タイ語から日本語へのCSを文法の観点から分析し,使用実態を明らかにすることを目的とする。分析の結果,タイ語から日本語へのCSにおける文法的単位について,CSはいろいろなところで起きていることが明らかになった。また,文法的なルールについて,CSルールが存在していることが明らかになり,本研究では,6つのルールが観察された。それらのルールには,本来の日本語やタイ語の構造に許されないものも見られた。}, pages = {103--106}, title = {タイ人留学生のコード・スイッチングの使用実態 : 文法的観点に注目して(第28回 日本言語文化学研究会 発表要旨)}, volume = {28}, year = {2004} }