@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00038802, author = {野々口, ちとせ}, journal = {言語文化と日本語教育}, month = {Nov}, note = {application/pdf, 紀要論文, 日本語ボランティア教室に対して日本人住民と外国人住民の相互学習の理念が提案されているが,教室に参加する「日本語ボランティア」と「学習者」は共に学校教育的な日本語教授を期待しているという調査結果が多く報告されている。そこで,日本語教師が日本語ボランティア教室で参加者間の相互学習を目指してどのようにコースデザインをすれば参加者の期待がどう変容するかを,アクション・リサーチの手法で調査した。教師は相互学習の理念を参加者に伝え実現するために,コースデザインにおいて以下3点の改善を図った。(1)ボランティア,学習者という呼称を使わずに,日本人も外国人も「参加者」と呼び,活動内容や参加費等の負担を等しくする,(2)活動設計と教材作成は教師が担当する,(3)活動は,自己表現活動,自分たちの生活や町を捉え直す活動,参加者による共同作業で構成する。この結果,コース終了後の参加者の期待にはある程度教師の目指す教育理念が反映された。一方で初日以降の参加を見送った人もあり,彼らは教師のねらいに共感できなかった,あるいは参加に困難があったと推測され,導入のあり方や多言語対応に課題を残した。}, pages = {107--110}, title = {日本語教師は日本語ボランティア教室にどう関わるか : 参加者の期待とコースデザイン(第28回 日本言語文化学研究会 発表要旨)}, volume = {28}, year = {2004} }