@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00038912, author = {広瀬, 和佳子 and HIROSE, Wakako}, journal = {言語文化と日本語教育}, month = {Jun}, note = {application/pdf, 紀要論文, ピア・レスポンスとは、学習者同士で作文のフィードバックを行う活動である。本研究は韓国人中級学習者25名に、母語によるピア・レスポンス活動を韓国の大学で3ヶ月間実施し、それが推敲作文にどのような影響を与えるのかを調査した。活動中に使用したワークシートとプロダクトとしての作文を量的・質的に分析した結果、ピア・レスポンス後に学習者が行った推敲は作文テーマやグループメンバーが違っても大きな変化はないこと、ピア・レスポンスは文法や語彙などの表面的な推敲だけでなく、内容面の推敲にも良い影響を与えていること、作文の書き手と読み手のインターアクションによる協力的で創造的な学習がなされていたことが確認された。また、このような効果が中級学習者に見られたのは、ピア・レスポンスを母語で行ったことが関係していると考えられ、外国語学習での母語によるピア・レスポンスの可能性を見出すことができた。}, pages = {24--37}, title = {母語によるピア・レスポンス(peer response)が推敲作文におよぼす効果 : 韓国人中級学習者を対象とした3ヶ月間の授業活動をとおして}, volume = {19}, year = {2000} }