@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00038925, author = {ニャンジャローンスック, スニーラット and NEANCHAROENSUK, Suneerat}, journal = {言語文化と日本語教育}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 紀要論文, 本研究はタイ語母語話者における日本語条件節習得の問題点について検討したものである。タイ語を母語とする日本語学習者338名に条件節の習得に関する調査を行い、調査結果を学習者の母語との対照を基にし、習得状況を分析した。調査では、条件文の文法性判断テストを行った。さらに、母語の影響を見るために、正文と判断した文についてはタイ語での解釈も求めた。学習者の回答から「と」「ば」「たら」「なら」の使い方に対する理解が十分ではないことがわかった。これに関しては、言語転移の理論を用いて考察を行い、母語であるタイ語と目標言語である日本語の条件節を対照し、その類似点と相違点を検討した。その結果、タイ語母語話者による日本語条件節の習得過程では、タイ語からの正の転移と負の転移がどの分野で起きているかがわかった。最後に、これらの調査結果を基に母語の転移を受けてタイ語母語話者が独自に形成している中間言語モデルの提示を試みた。}, pages = {25--35}, title = {タイ語母語話者による条件節「と・ば・たら・なら」の習得}, volume = {18}, year = {1999} }