@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00038926, author = {鶴見, 千津子 and TSURUMI, Chizuko}, journal = {言語文化と日本語教育}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 紀要論文, 本稿は日本語母語話者及び非母語話者がどのようなストラテジーを用いて留守番電話にメッセージを残すタスクを行っているかを検証した。分析に用いたのは複数の家庭の留守番電話に残された38のメッセージである。その結果、以下のことがわかった。(1)開始部において、母語話者は自己提示の後すぐに用件に入るが、非母語話者は一般電話会話で使用される相手認定、自己名乗りの後用件に入ることがわかった。また(2)主要部において、非母語話者による使用はなかったが、母語話者では「わび表現」を用いタスクを滑らかに遂行しようとしていた。さらに、(3)母語話者はメタ言語表現を有効に使用することによって話の冗長性を軽減していることが明らかになった。このように限られた時間内で用件をまとめて論理的に話すことを必要とする留守番電話におけるストラテジー使用を検証した。}, pages = {36--46}, title = {留守番電話のストラテジー : 日本語母語話者と非母語話者の場合}, volume = {18}, year = {1999} }