@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00038931, author = {菊池, 民子 and KIKUCHI, Tamiko}, journal = {言語文化と日本語教育}, month = {Jun}, note = {application/pdf, 紀要論文, 読解評価のひとつの方法である再生には、再生言語に被験者の母語を用いるか、目標言語を用いるかという大きな問題がある。本稿では母語と目標言語による再生数を比較し、さらに読解前のコンテントスキーマ活性化の情報がどのidea unit再生に影響を与えるかを実験、検証した。その結果、母語再生は目標言語による再生にくらべ、再生数の値が全idea unitで高いことが明らかとなった。さらに、その要因のひとつとして従来言われていた、第二言語の読解では読み手が母語で表象を作って理解しているために、その読解力評価が再生言語によって左右されるということの具体的な例証が再生プロトコルから得られた。また、コンテントスキーマを活性化する情報ははっきりした構造を持つテキストのtop-level structureの再生に効果のあることが明らかとなった。}, pages = {14--24}, title = {日本語の読解評価における再生言語の問題}, volume = {17}, year = {1999} }