@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00038932, author = {片山, 智子 and KATAYAMA, Tomoko}, journal = {言語文化と日本語教育}, month = {Jun}, note = {application/pdf, 紀要論文, 読解の授業に、学習者の自己質問作成が生かせるかを調べる目的で実験を行った。方法は、文章に挿入された質問に答えながらテキストを読む「解答群」22名、自分で質問を考えながらテキストを読む「作問群」22名に分け、それぞれが読解後に行った読解中の行為に関するアンケートの結果と、母語での自由再生を分析した。その結果、テキスト内の詳細情報について「解答群」で他者質問の直接効果が有意に認められた。また、他者質問に頼ることで全体の一貫性に注意が向かない例や自分の理解を客観的にモニターできていない例も観察された。「作問群」のほうがテキストのマクロ構造を理解した上での詳細情報の取捨選択を行っていた。中上級の読解の授業では、質問に頼って要点を見つけさせるような授業から、自立的な読みを行わせる授業へと移行させていく必要があり、自己質問作成も一つの有効な方法だと考えられる。}, pages = {25--35}, title = {他者質問と学習者の自己質問が文章理解に及ぼす効果}, volume = {17}, year = {1999} }