@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00038941, author = {石橋, 玲子 and ISHIBASHI, Reiko}, journal = {言語文化と日本語教育}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 紀要論文, 第2言語としての日本語学習者の作文研究で、作文の産出過程に焦点をあてた研究は少ない。本稿は、中上級日本語学習者を対象に、作文産出過程を作文中頭に浮かんだことをすべて口に出してもらう発話プロトコール法でプロトコールをとり、それを日本語能力のレベルと学習者の第1言語の関与の有無の二点から分析、考察した。結果は、日本語能力が中級の学習者は作文産出過程で意味表象の言語化のリハーサルに第1言語をストラテジーとして文レベルで使用する傾向にあることがわかった。日本語能力が上級の学習者は、作文産出過程でメタ言語的ストラテジーを使用し、第1言語に依存せずに意味表象の言語化のリハーサルを直接第2言語の日本語でおこなっていた。本研究の結果は、産出した作文から第1言語使用の効果をみた石橋(1997a, b, c)の研究をほぼ実証する結果となった。}, pages = {12--22}, title = {発話プロトコル法による日本語学習者の作文産出過程の分析 : 第1言語の関わりの観点から}, volume = {16}, year = {1998} }