@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00038961, author = {内田, 安伊子}, journal = {言語文化と日本語教育}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 紀要論文, 「外の関係」の連体修飾表現の中には修飾節と被修飾名詞とに「事柄とそれによって生じるもの」という意味関係を当てはめられるもの(以下、生起関係の連体修飾表現と呼ぶ)がある。益岡(1997)では、こうした意味関係が成り立つためには「《ア:修飾節の中の特定の名詞》又は《イ:修飾節の述語を名詞化したもの》・の・被修飾名詞」という形式の成立が必要であるとしている。本稿では、生起関係の連体修飾表現が「外の関係」の下位範疇の一つを構成する可能性を探るために、まずその内訳と特徴を整理し、被修飾名詞の意味特性を基準としてこれを5種類に大別できることを示した。更にその分析結果を利用して、生起関係の連体修飾表現と「《ア又はイ》・の・被修飾名詞」という形式との関連を検証し、前者の成立のために後者の成立は必ずしも必要ではないこと、両者がほぼ同様の意味を持つために《ア》と《イ》のいずれが用いられれば良いかは被修飾名詞の意味特性によって決まること、の二点を明らかにした。}, pages = {14--25}, title = {「事柄」と「それによって生じるもの」を結ぶ連体修飾表現}, volume = {14}, year = {1997} }