@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00038980, author = {菊池, 民子}, journal = {言語文化と日本語教育}, month = {Jun}, note = {application/pdf, 紀要論文, 自分の読解に対する評価と読解後の再生結果との関係について3つの視点から探ってみた。第一にテキストに対する理解困難度評価では、理解困難と判断した人は再生数が低いというように、評価は再生数を反映していた。第二にテキストの内容に関する既有知識の有無は、ゆるやかな構造のテキストのSupporting ideaの再生には影響するが、はっきりした構造のテキストの再生には影響を与えなかった。目標言語の読解において母語読解力が転移するかという問題ではゆるやかな構造のテキストの再生には転移するが、はっきりした構造のテキストでは転移せず、母語読解力の差は現れないことが明らかとなった。教育的意義として、既有知識の有無や母語読解力の差に影響されにくいはっきりした構造のテキストが、初期の読解教育においては理解を促進しやすく適しているという示唆が得られた。}, pages = {93--103}, title = {読解に対する自己評価から見たテキスト構造の影響(平田悦朗先生退官記念号)}, volume = {13}, year = {1997} }