@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00038987, author = {黒木, 京子}, journal = {言語文化と日本語教育}, month = {Jun}, note = {application/pdf, 紀要論文, 一般に、使役文は、述語動詞が「せる・させる」という接尾辞を伴い、「人が他の人に対して何かを行うようにしむける」という意味のものと考えられることが多い。そのよう場合、使役者も被使役者も有情である。しかし、同じ文型で、使役者と被使役者の片方が非情物である場合、もしくは両方が非情物である場合がある。本稿ではそれらも使役文として日本語教育で取り上げられる使役文の用法を調べるとともに、学習者が実際にレポート等を書く際に必要となる用法が、教育の中で十分に取り上げられているかどうかを考察した。考察には大学の紀要(人文・社会・自然)を用いた。これは、レポート等を書く際に便利もしくは必要となる表現が多く出現すると考えられるからである。そして、それらに出現する使役文の用法と、日本語教科書(初級から上級)に出現する用法を比較した。その結果、紀要に多く出現する使役文の用法は、日本語教育の中では、文法項目として特に取り上げられていないことが分かった。}, pages = {171--181}, title = {日本語教育における使役文の扱いとその問題点 : 進学する学習者に使用が期待される用法についての考察(平田悦朗先生退官記念号)}, volume = {13}, year = {1997} }