@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00038995, author = {棚橋, 明美}, journal = {言語文化と日本語教育}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 紀要論文, 中級レベルに入ってもなお日本語学習者の発話から不自然さが感じられるのはなぜだろうか。誤用はもちろんだが、ある特定の言語形式の「非用」もその大きな原因の1つではないだろうか。そのような観点から、本稿では、英語を母語とする日本語学習者によるストーリー・テリングの発話資料を言語形式「~てしまう」の使用状況と使用環境について分析し、日本語母語話者のそれと比較対照を試みた。その結果、滞日期間及び学習期間が長い者ほど「~てしまう」の使用頻度が増し、またこれを使用している者は適切な場面で使用できているということがわかった。しかし、日本語母語話者の多くが「被害の受身」と共起させているのに対し、英語母語話者にはそのような傾向は見られず、遺憾の「~てしまう」は使用できるが「被害の受身」は非用となっているという結果であった。}, pages = {24--33}, title = {英語を母語とする日本語学習者における「~てしまう」の使用状況}, volume = {12}, year = {1996} }