@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00039019, author = {藤井, 桂子}, journal = {言語文化と日本語教育}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 紀要論文, 会話の中で生ずる参加者同士の発話の重なりは、Sacks et. al. (1974)らが論じた「一人ずつ話す」という原則に照らして、誤りや妨害といった否定的な解釈をされることが少なくない。しかし、この原則がどの言語にも当てはまるとは限らず、また、同じ言語の中でも、重なりの機能が一つであるとは限らない。重なりの「機能」や「用いられ方」を明らかにし、また、「他言語との比較」をする上でも、重なりの分類枠を設けることが必要となる。本稿では、「発話権の維持」と「トピックの一致」の2つを分類の基準にし、重なりを調和系、調整系、独立系の3つに大別した。日本語の日常の会話(友人同士の雑談)に生じる重なりがどのように分類できるかを試みた結果、日本語では妨害的な性格の独立系の出現はごく少ないことなどを明らかにすることができた。}, pages = {13--23}, title = {発話の重なりについて : 分類の試み}, volume = {10}, year = {1995} }