@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00039036, author = {岡本, 能里子}, journal = {言語文化と日本語教育}, month = {Jul}, note = {application/pdf, 紀要論文, 留守番電話にメッセージを入れるという行為は、日常的なできごとになってきたにもかかわらず、苦手だという人が多い。本論文では、まず、留守番電話の場面的特性を電話と手紙との比較から検討した。そして、自宅の留守番電話に残された友人からのメッセージを分析し、留守番電話のもつ場面的独自性がいかにメッセージに反映しているかを調べた。留守番電話は、手紙と電話の双方の場面的特性を併せ持っており、メッセージの時間制限のある産出過程(process)によって完成度の高い産出結果(product)を形成しなければならない。そのような場面的要請に応えるために現れる、言語形態が親しい間柄に対する音声による話し言葉にそぐわない書き言葉的な言語形態になってしまい、2人の親しい間柄にへだたりを産む恐れがある。それを産出過程において音声的に調整していることがわかった。}, pages = {60--72}, title = {日本語の留守番電話の談話分析(水谷信子先生退官記念号)}, volume = {9}, year = {1995} }