@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00039047, author = {渡邊, 亞子}, journal = {言語文化と日本語教育}, month = {Jul}, note = {application/pdf, 紀要論文, 中国語を母語とする中・上級日本語学習者の日本語の談話には、比較的多くの受身文が使われているが、その用法はかならずしも適切ではない。本稿では、学習者の日本語受身文の使用実態と母語の影響についての考察を、談話レベルの発話資料を使っておこなった。考察に際しては、学習者と日本語母語話者の日本語受身文の用法を比較して学習者の日本語受身文の使用実態を明らかにし、さらに学習者の日本語受身文と母語での表現とを対照して、母語の影響の有無について調べた。その結果、談話レベルの学習者の日本語受身文には、正用、誤用、「非用」、「運用未習による非使用」の実態がみられ、これらの背景には、日中両言語の受身文の構文的・語用的相違が影響していると考えられるものと、母語の影響によるものではないと考えられるものの二つがあることがわかった。この結果から、学習者の日本語受身文の使用実態と背景の仮説を設定した。}, pages = {216--228}, title = {中国語母語話者の日本語受身文の使用実態とその背景 : 母語との対照からの仮説設定(水谷信子先生退官記念号)}, volume = {9}, year = {1995} }