@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00039048, author = {大場, 理恵子}, journal = {言語文化と日本語教育}, month = {Jul}, note = {application/pdf, 紀要論文, 本稿では、「のだ」「のか」を使用しなくてはならない条件、また「のだ」「のか」を使用できない条件を明らかにしたうえで、そのどこに、学習者の習得が困難な点、誤用を起こしやすい点があるのかを文法正誤調査によって分析した。その結果(1)「のだ」「のか」を使わなくては(使っては)いけない箇所でも「使ったほうが(使わないほうが)いい」程度に理解されている。(2)「のだ」については、前提Xが想定できるものよりできないもののほうが難しい。使用条件では、ア「因果関係」、イ「判断、要求、勧誘、ことわり等とその根拠」、ウの「実情説明、言い換え」、エの「本来述べたいことがあることを暗示する」の順に習得し易い。(3)「のか」については、疑問詞疑問文より真偽疑問文の方が習得しやすい。「感想・し好・欲求を驚き・非難等といった含意無しに聞くときは、『のか』は使えないこと」の理解が難しい。といったことなどが分かった。}, pages = {229--245}, title = {「のだ」「のか」の習得上の困難点について(水谷信子先生退官記念号)}, volume = {9}, year = {1995} }