@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00039062, author = {初鹿野, 阿れ}, journal = {言語文化と日本語教育}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 紀要論文, 本調査は、お茶の水女子大学において行われている縦断的第2言語習得研究プロジェクト(LARP1)の一部として、4人の初級日本語学習者の発話資料を終助詞の習得過程という観点で分析したものである。^<(注1)>その結果、1年間にわたって収集した資料に観察された終助詞はほとんどが「ね」と「か」であり、その使用数は、4人のうち3人の学習者が資料中15回前後と非常に少ない結果となった。もう1人は他の3人と異なり、終助詞が早い段階から多用され誤用を繰り返しながら習得していく過程が観察された。また、学習の初期の段階では「そうですね」、「そうですか」などの定型表現の中での使用が多く見られるが、「そうですか」の誤用がほとんどなかったのに対し、「そうですね」にはかなりの誤用があり、同じ定型表現であっても習得のしやすさに違いが見られた。機能別に「ね」の習得を分析してみると、当初予想された確認や同意を求める「ね」や同意を表わす「ね」が特に多く使われているわけではなく、機能的に特殊と考えられる「ね」が多く観察されるという興味深い結果となった。}, pages = {14--25}, title = {初級日本語学習者の終助詞習得に関する一考察 : 「ね」を中心として}, volume = {8}, year = {1994} }