@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00039098, author = {清水, 由美}, journal = {言語文化と日本語教育}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 紀要論文, 形容詞(形容動詞を含む)を感情形容詞と属性形容詞に分けるとき、一般に動詞化の接尾語「がる」がつくかどうかがその指標とされる。しかし「強い」「新しい」などの、一般に属性を表現するとされる形容詞にも「強がる」「新しがる」の表現があるなど、反例も少なくない。これまでこのような例は例外として、あるいは「がる」の多義性に帰して扱われてきたが、例外の多い現象を客観的な分類の指標とすることには無理がある。本稿では「がる」が付加されるかどうかは、(1)形容詞の語用論的な意味と、(2)「がる」そのものがもつ、非言語行動による動作性が決定すると仮定し、その例証を試みた。また(3)「がる」が付加した文の自然さは、(1)と(2)の要素によって程度差を生じることを、印象の「そうだ」にうめこんだときに生ずる両義性を手がかりとして観察した。}, pages = {11--21}, title = {「がる」再考}, volume = {4}, year = {1992} }