@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00039106, author = {中里, 理子}, journal = {言語文化と日本語教育}, month = {Jul}, note = {application/pdf, 紀要論文, 一般に「たい」は話し手の希望を、「たがる」は第三者の希望を表すが、第三者の希望に「たい」を、話し手の希望に「たがる」を用いる場合がある。ここでは連体修飾節・その他の従属節に現れるものについて従来の説を再検討し、若干の修正を加えた。特に、主節と従属節の主格の一致・不一致によって「たい」と「たがる」の使い分けを考える説には例外が多く、条件として認めにくいように思われた。第三者の「たい」は、従属節中ではなく修飾句外(主節)が推測・伝聞・疑問及び判断の形式になる必要がある。また、連体修飾節にあっては特定の名詞を修飾しないという特徴もある。話し手の「たがる」は自己の希望を外に表し他者に働きかける場合は、ほとんどの従属節で用いることができる。「たい」「たがる」の違いは人称の違いというより、感情主の気持ち優先かその言動を見聞きする観察者の判断優先か、という違いになるのではないか。}, pages = {12--23}, title = {従属節における「たい」と「たがる」}, volume = {3}, year = {1992} }