@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00040939, author = {森山, 新 and MORIYAMA, Shin}, journal = {比較日本学教育研究センター研究年報}, month = {Mar}, note = {application/pdf, application/pdf, 紀要論文, 本研究は日韓両国の物の売買に対する伝統的な意識が両言語の売買を表す動詞の意味構造に影響を及ぼしているのではないかとの仮説を立て、日本語の動詞「買う」「売る」と、それぞれに相当する韓国語の動詞「사다(SATA)」「팔다(PALTA)」の意味構造を対照した後で、日韓両国の商売(物の売買)に対する意識との関連について考察することを目的とする。まず日韓両国の物の売買に対する意識についてみてみると、日本では商売に対しそれ自体に意義を見出し、肯定的な見方をする傾向がある。これに対し、韓国では、朝鮮時代以降、商売はしかたなく行うものといった否定的な見方をする傾向がある。次に日本語の動詞「買う」「売る」と、それぞれに相当する韓国語の動詞「SATA」「PALTA」の意味構造を比較すると、日本語の「売る」はよい物を売るという肯定的な意味を持つが、韓国語のPALTAではそれに代わって捨てる、価値を失うといった否定的な意味を持つことがわかった。商売に対する両国の伝統的な考え方と、日韓両言語の「売る/PALTA」の意味の間には何らかの相関がある可能性について示唆された。}, pages = {129--135}, title = {How does the way of thinking about business influence the meanings of buy/sell : Comparative study between Japanese and Korean (The 6th Consortium on Global perspectives in Japanese Studies : International Workshop "Consumption and Consumerism in Japanese Culture")}, volume = {8}, year = {2012} }