@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00040943, author = {SÝKORA, Jan and シーコラ, ヤン}, journal = {比較日本学教育研究センター研究年報}, month = {Mar}, note = {application/pdf, application/pdf, 紀要論文, 今日において、消費が経済成長を生み出し、近代国家の台頭が大量消費への傾向と密接な関係を有するという経済学上の基本的な定理をめぐってはほぼ議論の余地がない。しかし、近世日本では、消費は繁栄と経済成長の源泉としてではなく、利欲と不道徳な行動の現れとしてしか評価されていなかった。従って、明治以降、近代化とともに「西洋に追い付き追い越せ」政策の実施を可能とするには、消費に対する新しいスタンスを明確に述べる必要があった。しかし、大正時代に至るまで、個人消費は、近代日本社会の驚くほど安定した要素としてほとんど認められてこなかったと言っても過言ではない。無論、消費パターンが消費者の価値観を明確に反映しているからこそ、大正時代に芽生え、戦後の経済成長期に花開き、80年代に成熟した日本の「消費主義」は、20世紀の日本社会の変遷を写実的に描写する。本稿は、両大戦間期において(主に大正・昭和初期の阪神間の地域を中心にして)、消費パターン、特にライフスタイルの変遷が当時の日本社会の民主化をいかに反映していたか、また他方でいわゆる「指導された」消費が国家の目標達成のためにどのような貢献をもたらしたかを分析するものである。}, pages = {153--161}, title = {Consumption as a Mean of Democratization in Interwar Japan (The 6th Consortium on Global perspectives in Japanese Studies : International Workshop "Consumption and Consumerism in Japanese Culture")}, volume = {8}, year = {2012} }