@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00040948, author = {鈴木 亜矢子 and SUZUKI, Ayako}, journal = {比較日本学教育研究センター研究年報}, month = {Mar}, note = {application/pdf, application/pdf, 紀要論文, 本稿はアイルランド・ダブリンにおける日本食業界に関わる人々が、日本食の「真正性」とはどのように定義付けて再現しているかを考察する。ディアスポラ・移民研究においてはこの「真正性」の問題は移民たち自身のアイデンティティーの根拠の理由付け、そして他者との差異を確立する言論として論じられることがある。しかし、アイルランドのような1600人程度の日本人在住者が居住している土地では、「真正性」の問題は日本人ではなく「他者」である非日本人によっても投げかけられる。レストランといったパブリックの社会空間においては、日本人は日本食レストラン業界に関与することはほぼ無く、「本物」の日本食の概念を再表象するのは、日頃日本食レストラン業に関わるシェフ、マネージャー、オーナーといった経営者たちである。本稿はダブリンの日本食レストランに関わる3人に行ったインタビューを基に、「他者」の立場である彼らがどのように日本の理想的なイメージと「真正性」を概念化・再表象しているかを考察する。このように多様なアクターが文化の価値観作りに関与しているプロセスを考察することで、現代のグローバリゼーションの一端を明らかにすることを目的とする。}, pages = {187--192}, title = {The reconstruction of authentic Japanese food in a foreign context (The 6th Consortium on Global perspectives in Japanese Studies : International Workshop "Consumption and Consumerism in Japanese Culture")}, volume = {8}, year = {2012} }