@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00041607, author = {野田, 亜由美 and NODA, Ayumi}, journal = {お茶の水女子大学心理臨床相談センター紀要}, month = {Mar}, note = {紀要論文, 近年,心理療法において感情を扱うことの重要性が指摘されており,面接中の感情変容プロセスについて,感情処理過程という概念を用いて明らかにしようとする動向がみられる。本研究では,まず感情の役割を重視したアプローチのエモーション・フォーカスト・セラピー(以下,EFTと略記)における感情の考え方,感情変容プロセスについて述べる。続いて,感情処理過程の概念と,これまでに多くの研究で検証・採用されている感情処理過程のモデル(Pascual-Leone & Greenberg, 2007; 以下2007モデルと略記)について概観する。2007モデルはEFTの介入による短期療法のデータをもとに構築されたモデルであることから,本研究ではEFTによる介入が7年以上にわたり行われた成功事例をもとに,課題分析を援用した質的分析を行い,長期療法における感情処理過程のモデルを作成することを目的とした。考察において2つのモデルの比較検討をおこなったところ,2007モデルと近似したステップに加え,「感情に関連した身体感覚が強まる」や「陽性感情を味わう」などの新たな要素を含んだステップが複数見出された。}, pages = {25--34}, title = {長期療法における感情変容プロセスモデルの構築 : 理論構築型事例研究を用いて}, volume = {19}, year = {2018} }