@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00004168, author = {細野, 美幸 and HOSONO, MIYUKI}, issue = {1}, journal = {教育心理学研究}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 学術雑誌論文, 本研究は,子どもは関係類似性を手がかりに類推のベースを想起するか否か,関係類似性を手がかりに類推のベースを想起する場合いつ頃から可能か,について検討した。子どもにとって新しい概念(ターゲット)となじみのある概念(ベース)からなるアナロジーを用意し,5歳前半から7歳後半の子ども184名に対して提示した。その際,ターゲットのみ提示するベース非明示条件と,ベースを提示してからターゲットを提示するベース明示条件を設けた。両条件ともに4つ組みのカード選択課題を行い,カード選択にあたっての理由づけを求めた。課題成績および理由づけ分析の結果から,ベースを明示されていれば6歳前半から関係類似性を手がかりに類推するようになるが,ベースを明示されていないと幼児にとっては難しく,7歳前半頃から関係類似性を手がかりに類推のベースを思い出して類推するようになることが示された。このような発達的変化は,抽象化された関係知識の獲得と関連するものと考えられる。}, pages = {62--72}, title = {子どもの類推能力の発達 : 想起と対応づけ}, volume = {57}, year = {2009} }