@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00042743, author = {コルムシ, オリガ and Olga Kormush}, issue = {22}, journal = {ジェンダー研究 : お茶の水女子大学ジェンダー研究所年報}, month = {Jul}, note = {紀要論文, 本稿は、日本人若年層における個人のジェンダー意識が結婚確率に与える影響を、男女を比較しながら検討することを目的とした。先行研究の多くは、男女における意識のミスマッチは未婚化の要因であると指摘しているが、一時点のデータを利用している場合がほとんどである。本稿は対象者を追跡するパネル調査を用いて、未婚であった男女のジェンダー意識とその2 年後の婚姻状態との関連を探った。ロジスティック回帰分析を用いて分析を行った結果、以下が明らかになった。女性について、「男性は収入を得ること、女性は家庭の面倒をみる」といった意識を持つ女性の方が結婚する確率は高いが、結婚意欲を統制した場合、その影響がみられなくなる。男性について、「母親が外で働くと、小学校に通う前の子どもはつらい思いをしやすい」と考えている人は結婚しにくく、その影響はすべての変数を統制した上でもみられる。, 投稿論文}, pages = {169--183}, title = {ジェンダー意識は結婚への移行に影響を与えるのか ― パネルデータを用いた男女比較分析}, year = {2019} }