@article{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00043007, author = {北野, 知佳 and KITANO, Chika}, issue = {23}, journal = {ジェンダー研究 : お茶の水女子大学ジェンダー研究所年報}, month = {Jul}, note = {紀要論文, 本稿の目的は、日本人短期留学経験者が、職業キャリア及びライフ・キャリア形成上、英語留学経験の意味づけをどのように行うのか、ジェンダー的視座から明らかにすることである。順次的探索的デザインに基づき、まず、短期英語留学を行なう大学生(男2 人、女5 人)への半構造化インタビューで得られた語りの主題分析を行なった。次に、大学生(男121人、女178人)に質問紙調査を行い、ジェンダー、留学希望の有無、結婚後の理想的な働き方を変数として統計分析を行った。その結果、メディアや政府政策でステレオタイプとしてジェンダー化される留学生像がそのまま投影された語りが大半を占めるわけではなく、留学者としての多様な立ち位置が質的調査で観察された。しかし、男女ともにキャリア形成の根底に男性稼ぎ主型モデルへの支持や受容が根強くあることが質的・量的調査で明らかとなり、留学を活かして社会で活躍したいと希望してもジェンダー規範の内在化がそれを妨げる可能性が示唆された。}, pages = {185--206}, title = {ジェンダー化される留学とキャリア}, year = {2020} }