@techreport{oai:teapot.lib.ocha.ac.jp:00006693, author = {白, 以然}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 研究報告書, 多義語分析および第2言語習得に最近よく応用されているのがプロトタイプ理論である。プロトタイプ理論は1つのカテゴリーは典型的な成員、即ちプロトタイプを中心として構成されていると想定する。従って、多義語の意味分析において、多義語の成す意味1つ1つは同じ位置を占めているのではなく、中心的な意味から周辺へと拡張されるという。このような言葉の内部構造が第2言語習得に与える影響をみる研究もある。Shirai(1995)は「PUT」のように基本的な英語動詞に関する学習者の認識を調査し、様々な項目において母語話者とは違うことを明らかにしているが、ここで大きい変数となったのが母語の語彙と目標言語の当該語のプロトタイプ性であった。Shirai(1995)は、プロトタイプ度が高いと母語転移が起こりやすく、習得もしやすいが、周辺的な意味はそうではない可能性があることを示唆している。多義語の様々な意味を暗記させるよりは、言葉の内部構造を明らかにし、よりわかりやすく提示することが一つの代案として考えられる。}, title = {プロトタイプ理論を用いた多義語分析と語彙習得}, year = {2007} }